結露防止器は電源を使用せず結露や腐食を抑制し、ノーメンテナンスで長期間、筐体内の機器を保護します。
温度変化による筐体内の空気の膨張、収縮を利用し呼吸現象を結露防止器が受け止め筐体内の湿度を自動的に調整します。
*特徴
a)電気を一切使用せず、箱内を湿度調整(結露予防) PDF参照 結露防止器の説明会資料
b)箱内の汚染(腐食)を予防・・・16年連続使用で金属(銅)の腐食を予防実績あり 写真参照 実機試験結果写真
c)電源がいらない為、屋外、工場や家庭内の収納用としても最適。
d)ノーメンナンスの為、管理する必要なし。
*使用条件
a)箱の気密度を保つ事、結露防止器(DPMN)1個につき150L以内
の箱で使用の事、最大750L~1,000L(4個使用)まで可能
*使用用途
a)電源装置の収納箱用
b)骨とう品(金属類、紙類)、玩具等の収納箱用
寒冷地で使用される制御盤の対策として最良の方法があります。
1. ヒーターによる保温(従来対策)
2. 結露防止器を装着する。(新方式)
* 改善点
1. 寒冷地により制御盤の凍結、作動不良の予防および、寒冷時期後の結露対策が万全、しかも制御盤内環境が最良の状態で長期にわたり保護されます。
* 従来方法(ヒーターのみの対策)
ヒーターだけの対策では制御機器は寒冷時期は保護されますが、春先や夏場、秋、初冬などヒーターの温度センサーにより停止状態になります。
この間制御盤内は結露の問題が生じます。
* 対策趣旨
寒冷地に設置される制御盤は保温対策および結露対策を通年ノーメンテナンスで実施できる。
(従来は保温対策のみで結露対策は出来なかった、何故なら設置されているヒーターは保温が目的のため、気温が上昇すると作動ストップする)
結露防止器を設置する事で通年の結露予防対策および機器内環境を最良の状態で維持できる。
* 結露防止器設置条件
1. 制御盤容量:結露防止器1個につき125L容器(最大4個(500L)
2. 制御盤の機密性を確保する事(専用機密測定試験器あり
*小さな手間で制御盤内環境を長期にわたりノーメンテで保護
貴重品と言っても多種多様ありますが、一番の悩みは「保管です」特に長期保管をしなければならず、しかも現状維持が必須です。従来考えられている保管方法は問題が多い、なぜなら、保管に大敵な湿度とゴミに対する対応が不十分な為です。
その結果、変色や劣化を防ぐ事が出来ない場合が多く見受けられます。
陶器、ガラス、岩石類は劣化の心配は余りありませんが、その他の貴重品
貴金属類、絵画、掛け軸、書籍、紙類、貨幣、骨董玩具、など非常に多い
博物館等での保管は温度、湿度、ゴミの侵入は考慮しておりますが、それでも完璧とは言えません、まして一般人の保管に至っては、長期保管方法として問題が多い。
ニノックが紹介する、貴重品専用長期保管箱は、電気を一切使用せず、自然エネルギーを利用して湿度調整を行い、更にゴミの侵入を阻止します。
ノーメンテで長期使用が可能。
*長期保管の問題点
1. 金属類が腐食、変色(トロフィなども同じ)
2. 紙、布が劣化により、変色やボロボロになる
3. 掛け軸、絵画、書籍などのシミ、変色
4. 管楽器の変色、錆
5. 収拾玩具類(特に金属玩具)劣化、変色
6. その他貴重品
*ニノックが紹介する「保管箱」の仕様
1. 保管箱の密閉度:IPグレード66相当
2. 箱容量 :150L以下(150L以上も条件により可)
3. 結露防止器(ニノックが発売している製品、型式:DPMN)を使用
4. 製品はお客様との打ち合わせにより制作(受注生産品)
弊社の結露防止器は電気の制御盤に多数使用実績があります。